はつらつ健康情報誌 『PEACE』
2026夏号

糖尿病看護外来について

【執筆者】
看護部 透析室 課長 小泉 直子

4月から4名の糖尿病療養指導士の資格を有する看護師が中心となり、毎週水曜日の9時から13時で「糖尿病看護外来」を開設しています。この外来では、糖尿病と上手に付き合いながら生活していくための支援を目的とし、特に将来の合併症である糖尿病腎症の予防や透析導入の回避・遅延に力を入れています。

糖尿病は、日々の食事・運動・服薬などの自己管理がとても重要な病気です。しかし、「何に気をつけたらいいのかわからない」「続けるのが難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか。当外来では、患者さん一人ひとりの生活背景や価値観、お悩みに寄り添いながら、無理なく継続できる方法を一緒に考えます。

血糖値の見方や自己測定の方法、食事の工夫、運動の取り入れ方、薬の正しい使い方などを基礎から丁寧にご説明し、ご自身で理解し実践できるよう支援します。また、低血糖やシックデイ時(糖尿病の方が感染症にかかり、熱が出る・下痢をする・吐く、また食欲不振によって食事ができないとき)の対応、フットケアなど合併症予防に関する指導も行っています。

さらに、不安や疑問に対してもじっくりとお話を伺い、安心して療養生活を送ることができるよう心理的サポートも大切にしています。必要に応じて医師や薬剤師・管理栄養士など多職種と連携し、より良い支援につなげていきます。

「自分らしい生活を大切にしながら、健康を守る」ことを目指して、一緒に取り組んでいきましょう。ご本人だけでなく、ご家族からのご相談もお受けしています。どうぞお気軽にご相談ください。